私は、片付けられない家族の元に生まれてから、『41年間』片付けられない女でした。
家の中には物があふれかえり、常にとっ散らかっているのが当たり前の状態で過ごしてきました。
- 汚部屋から脱出したいけど、どうやって片付ければいいのか分からない
- 片付けたいけど、なにから始めればいいのか分からない
- 片付けているけど、上手く行かない
汚い家に住むということは、それだけで『毎日が不幸になる』いうことに気がつきました。
そして、幸せになることは、実は簡単で。
物を減らして、綺麗な家で暮らす。
たったそれだけのことで『毎日が幸せにる』ということに気がつきました。
当ブログでは、犬小屋より汚い!と言われた汚部屋をどうやって脱出したのかを詳しくご紹介!
部屋を片付けたいあなたに「部屋をすっきりすると、幸せになる(*´∇`*)」ということを実感してもらいたい~!という想いで、ブログを書いています。
あなたは「物が散らかって落ち着かない汚い家」と「すっきり片付いてくつろげる綺麗な家」どちらで生活したいですか?
もし、綺麗な家で暮らしたいなら、物を減らしましょう~!
整理整頓や収納のことは、考えなくても大丈夫です。
物が減れば、片付けるのは簡単。
物を減らせば、快適な生活が待っています☆
片付けられない大人に育てられ41年間もの長い間、汚部屋で生活していた私が脱出し、今ではすっきりとした暮らしを実現できたのだから、あなたもできます~!
汚い家に住むということは、それだけで『不幸』です。
幸せになることは、実は簡単で。
物を減らして、綺麗な家で暮らすだけで『幸せ』になります。
私はこのことをあなたにお伝えしたくて、ブログを書いています。
私が汚部屋を脱出した手順はこちらの記事にまとめました → 片付けが苦手な主婦を克服できる!汚部屋を片付けるコツと方法(順番)を解説します
もし分かりづらいことがあったら、お問い合わせフォームかtwitterで質問してください~。
汚部屋暦41年の黒歴史
汚部屋で育った独身時代 23歳まで
- 大正9年生まれ 祖父
- 大正11年生まれ 祖母
- 昭和19年生まれ 父
- 昭和25年生まれ おじ
- 昭和50年生まれ 私
物心ついた時には、すでに居なかったからです。
その変わりに、近所に嫁いだ叔母が毎日のようにやってきて、祖父と祖母の話し相手になってくれていました。
その叔母の言葉を借りると、私の家は「犬小屋より汚い家」なのだそうです。
「こんな汚い家で生活しなくちゃいけないなんて。
ななおちゃんは、可哀相な子だね。」
でも私にとっては、その汚い家が当たり前の状態。
「そんなバカなはずはない」
「だってウチのワンコは、外で暮らしてるんだよ?」
「本当に汚いと思うなら、掃除してくれればいいのに」
「掃除しないということは、ただの嫌がらせ?」
「なんでそんなヒドイことを言うんだろう?」
でも、小学生になり、友達の家に遊びに行くようになってから、伯母が言う私の家が「汚い」という意味が分かりました。
- 玄関に足の踏み場がある!(靴を踏まなくても、家にあがれる)
- 廊下に物が置いていないから、物をよけなくても歩ける
- 階段がホコリだらけじゃないから、靴下が黒くならない
- テレビで見る部屋みたいに、スッキリしている!(なんで?)
- ソファーに座れる☆(すっごーい)
- 本が整理されていて背の順だぁ!なんて見やすいんだろう~!
あぁ、本当だったんだ。
叔母ちゃんが言ったように「ウチは汚いんだ・・・!!」とショックを受けた日のことを今でも鮮明に覚えています。
(それでも犬小屋よりはマシでしょ?とは思っていました)
でも、それでも。
友達にはお母さんがいるから、家の中が片付いていて綺麗なんだと思ったんです。
お母さんがいないから、片付けたり、掃除する人がいないから、汚くても仕方がない・・・。
- お母さんが居ない(片付ける人が居ない)から汚くても仕方ない
- 家が古いから、汚いのは当たりまえ
もしお母さんがいっしょに住んでいてくれたら、私はもう少しマシな環境で育っていたかもしれません。
でもそれは、どうしようもないこと。
子供の私にしてみたら、どうにもならないし、できなかったことです。
叔母ちゃんにとっての汚い家が、私にとっては「普通」でした。
叔母ちゃんにとっての可哀相な暮らしが、私にとっては「当たり前の暮らし」でした。
その生活が不幸だと思ったことは一度もありません。
でも、今から振り返ってみると、幼少期の私の生活は不幸でした。
その当時の暮らしはこちらの記事に詳しく書きました。 → 汚い家は不幸って本当?綺麗な家になれば幸せになれる?
結婚、出産、41歳までの離れでの生活
- 昭和47年生まれ 主人
- 昭和50年生まれ 私
- 平成13年生まれ 長男
- 平成16年生まれ 長女
- 平成19年生まれ 次男
23歳で結婚。
結婚と同時に家の敷地内に2DKの新居を建て、新生活が始まりました。
暮らし始めた当初は、人並みらしい生活ができていました。
生活に必要なものだけを、母屋から離れに移動させただけだったからです。
漫画や雑誌などの本類やアルバムなどの思い出の品は、全て母屋におきっぱなしにしていたので、物が少なかったのです。
でも、子供の人数が増えて成長するにつれて、悪夢の再来。
クローゼットには私たち夫婦の服が並び、子供の服が入りきりませんでした。
階段上の物入れに、子供の衣類ケースを6つ詰め込んで、物入れはパンパンの状態に!
押入れに、子供が保育園や小学校でつくった作品や絵、アルバムなどの思い出の品と、おもちゃを詰め込んだら、他には何も入りません。
クローゼット、物入れ、押入れに入りきらない、子供の勉強道具やランドセルが、足の踏み場もないほど、床に溢れかえっていました。
その溢れたものをなんとかしたい!と考えて、おもちゃ入れを買い、タンスを買い、食器棚を買い。
家族5人が並んで座れる大きなテーブルと椅子を買ったので、狭い家がどんどん狭くなり、窮屈になっていきました。
そんな状態で、長男が中学3年生の15歳になるまで、2DKの家で暮らしていました。
片付けられないのは、家が狭いから。
家族5人で暮らしているのに、そもそも2部屋しかないのがおかしい~!
広い家で、収納力抜群の家に住んでさえいたら、私だって片付けられるはず!
それに、片付けても、あっという間に子供がすぐ散らかすんだよねぇ。
散らさなかったら、もうちょっとマシになっているはず!
- 家が狭いから
- 収納スペースが不足しているから
- 片付けても子供が散らかすから
子供が生まれる前。
2人で生活していたときには、まだなんとか・・・なっていたので、片付けられない原因は家と子供に問題があると考えていました。
母屋をニ世帯住宅に。父・叔父と同居することに
- 昭和47年生まれ 主人
- 昭和50年生まれ 私
- 平成13年生まれ 長男
- 平成16年生まれ 長女
- 平成19年生まれ 次男
- 昭和19年生まれ 父
- 昭和25年生まれ 叔父
2001年に祖母。そして2015年に祖父が亡くなり。
1周忌を終えた2016年に、築90年の母屋を建て替えることを決めました。
理由は、母屋が老朽化し、大きな地震には耐えられないから。
また2DKで成長した子供達と家族5人で暮らすのは、スペース的にも問題があったからです。
新築した二世帯住宅では、こんな暮らしが待っているはずでした。
- 生活感丸出しの家とは、サヨナラ!ホテルのように物がない!生活感がない家にしたい。
- 家具のせいで、窮屈になった部屋はイヤだ!広いのびのびとした空間で暮らしたい。
- とにかく、収納スペースをたくさんつくって、できる限り物を隠して、すっきりさせたい
- 家族がそれぞれ好きなことを楽しめる家にしたい!
生活感がない家。
ホテルのように広くスッキリした空間で、くつろぎたい。
この理想をもとに、工務店さんと入念に打ち合わせをしました。
工務店さんには「こんなに収納いる?」と苦笑いされたけど「いります!ほしいです!」と力説。
設計段階で予定していたバルコニーをなくして、収納スペースを増やしたほど、収納力たっぷりの家にしたはずでした。
スッキリした暮らしが待っているはず☆
片付けのきっかけは、二世帯住宅の汚部屋化でした
それがです。
新築後たった1ヶ月で・・・
- 玄関には家族の人数以上の靴が並んで、靴を踏まないとあがれない~!
- テーブルやカウンターの上は、物がいっぱいでぐちゃぐちゃ
- 押入れやクローゼットもパンパンで、何がどこにあるのかさっぱり分からない
- 床には、中身が分からない袋がたくさん
- 生活感丸出しで、新築なのに恥ずかしくて友達も呼べない~!
- ごちゃごちゃして、全然落ち着かないっ!
イメージしていた理想の暮らしとは、かけ離れた家になってしまっていたのです。
「収納スペースがたくさんあったら、片付けれるはず!」
そう思って、プロが考えた収納スペース以上の収納力を兼ね備えた家を建てたはずなのに、かけ離れた現状に愕然。
「片付けられる環境なのに、片付いていないのは、私のせいなのかもしれない・・・?」
と思ったのが、本気で家を片付けようと思ったきっかけです。
本で片付け方を学ぶしかない
「なぜ片付けられないんだろう・・・?」
「なにがいけないんだろう?」
「どうやって片付けたらいいんだろう?」
そう思ったものの、私には相談する人がいません。
父や叔父は、私以上に汚い状態で暮らしているので、相談しても、とても参考になる話が聞けるとは思えません・・・。
かといって母には未だに会ったこともないし、どこに住んでいるのかすら知りません。
新築で、しかも収納スペースがあるのに、家が片付けられないなんて、主人にも友達にも恥ずかしくて相談できません。
「素敵な家を建ててくださった工務店さんに申し訳ない。」
必要以上に収納たっぷりにしたのに、片付けられないなんて、恥ずかしい。
専業主婦なのに片付けられないなんて、知られなくない。バレたくない。
せめて3ヶ月点検のときまでには、なんとか片付けたい~~!!!!!
誰にも相談できなかった私は、図書館に行き、本から片付け方を学ぼうと。
学ぶしかないと考えました☆
本で学んだ片付け方
- 片付けられないのは、物が多いから
- 物が少なければ、誰だって片付けることができる
色々な方の本を片っ端から読み漁って、できることからはじめました。
「いったいどうしろっていうの?」と怒り半分で片付けていた時期もあります。
片付けは毎日やることじゃない。
一気に徹底的に片付いた状態を体験しないとマインドが変わらないので、片付けてもリバウンドします。
だから、こつこつとやれば片付くという話にだまされないで!とおっしゃる方もいれば。
片付けは毎日やることであり、死ぬまで続けること。
一気にやろうとするから、片付かないのよ、とおっしゃる方もいらっしゃいます。
手放す物を売ろうと考える人がいますが、売るとなると、手間がかかります。
売るより捨てる方が簡単。
売ることを考えるより、物を減らすことを考えましょう!
と書かれている本もあれば。
「もったいない」という理由で、捨てられない物は売りましょう~!
多少なりともお金になれば、手放す気持ちになりますよ。
と書かれている本も。
本に書かれていることが、正反対なのです。
どちらの言い分が正しく、やり方が正解なのか?
その答えを知るために本を読みまくりました。
その結果、どの本にも共通して書かれている『教え』があることに気がついたのです~!
物を減らせば、誰だって片付けられる!ということでした。
一気に減らすことができる人もいれば、できない人もいます。
こつこつと減らすことができる人もいれば、できない人もいます。
売るのに一生懸命になって、物を減らすことにおろそかになってしまう人がいます。
もったいないと思ってしまうと、捨てることができないけれど、売ってお金になるなら、手放せるという人もいます。
つまり!
「物を減らす」ことさえできれば、一気にやっても、こつこつやっても、どちらでもOK!
「物が手放せる」のであれば、捨てても、売っても、どちらでもOK!
究極的な話し、家の中から物を出すことさえできれば、方法はどちらでもかまわない!ということに気がついたのです(*´∇`*)
とはいっても、頭では理解できても、今まで溜め込んでいた物を、そうやすやすと手放せませんでした。
その物との折り合いの付け方というか、お別れしがたいものがでてきて、そのたびに作業がストップしてしまいました。
- 子供が保育園で作った作品、絵
- 祖母の形見の品(指輪、着物)
- 祖父が買ってくれた振袖の着物一式
- 亡くなった方が写っている写真
- 披露宴で着たウェディングドレス
「なるほど」と納得する答えが本に書かれていると、どんどん物を減らすことができるようになりました(*´∇`*)
それで分かったのです~!
私が悩むようなことは、すでに先陣の方が経験されていて、本に書かれている。
(つまり、片付けで悩んでも、本が解決してくる。)
また
- なぜ手放せないのか?
- なぜ捨てられないのか?
- なぜ手元に置こうと思うのか?
その理由が分かったら、簡単に手放せるということが分かったので、その腑に落とせる理由を見つけたくて、色々な本を読みました。
物を減らすことができるようになると、物が多かったときには見えなかった世界がどんどん広がっていきました☆
物を減らして少なくなればなるほど、なんてスッキリで快適なんだろう。
物がない生活というのは、なんてくつろげて居心地がいいんだろう。
探し物がない生活って、ノンストレス!
今までイライラしなくてもいいことで、ストレスがたまっていたんだなぁ。
床に物がないと、自分でお掃除しなくても、お掃除ロボットがやってくれるから、本当に楽で助かる!
今では、暇さえあれば、どうしたらすっきりできるんだろう?と考えてしまうほど『すっきりまにあ』です
これから頑張りたいと思っていること
- ときめく物に囲まれた生活をする
- 父・叔父の汚部屋を綺麗にする
- 子供達が自分で片付けれるようにする
ときめく物に囲まれた生活をする
物を減らすことができるようになり、だいぶスッキリと暮らすことができるようになりました。
でも、まだ・・・妥協したものに囲まれた生活をしています。
- 好みじゃないけど、使えるから使っているホチキス
- 見つからなくて、間に合わせでかったゴミ箱
- お値段の都合で、妥協して買ったダイニングライト
「本当に好き!」だと思う「心ときめくものばかり」ではないのです・・・。
なのでもっと物を見極める力を高めて、ときめくものに囲まれたワンランク上の生活を目指しています(*´∇`*)
父・叔父の汚部屋を綺麗にする
共有の場所の物は、私が把握&管理して掃除をしているので、綺麗な状態を保っています。
がしかし・・・
父と叔父のプライベートルームは、汚部屋です。
汚いがゆえに、虫が湧き。
2人の部屋のドアが開いていると、異臭がします。
なんとかしたいと思っているのですが、当の本人たちは、汚部屋であるという認識が全くない状態なので、時間がかかりそうです。
ですが、なんとかしたいです!
どちらもフローリング部分は6帖で、収納部分はクローゼット2帖、合計8帖の部屋です。
子供達が自分で片付けれるようにする
私は幼少期「家が汚いのは、家にはお母さんがいないから」だと真剣に思っていました。
でも、母となった今「お母さん=片付ける人」ではないと、思うんです。
もちろん、お母さんも片付けるけど、お母さんだけじゃダメ。
はじめはお母さんが(または大人が)
「物を使ったら、元の場所に戻す」という仕組み(環境)を作らなくちゃいけないけれど、ゆくゆくはそれを子供でもできるようになってほしいなと思います。
いつかは大人になるんだから!
物を片付けながら、人生に片をつけながら生きていく、ということを知って欲しいなと思います。
プロフィール
名前
佐藤ななお
血液型
A型
住まい
岐阜県の田舎
性格
マイペースなせっかち
めんどうくさがり
飽き性
気になることはトコトン調べるタイプ
趣味
すっきりすること
漫画喫茶に通うこと(何時間でも読んでます☆)
友達とモーニング・ランチをしてお店を開拓すること
本を読むこと(Kindleで読んでるので、本は増えません)
ドライブ
好きな食べ物
エビフライ
ケーキ
ハンバーグ