服は何回着たら寿命なんでしょう?
服の寿命は、生地の素材によっても違いますよね?
洗濯の回数や干し方によっても変わるので、明確に「○回着たら寿命」だとは言えません。
そこで、おすすめしたいのが何回着たら元を取れるか?という考え方です。
今回の記事では
「服を何回着たら元を取れるのか?」を計算する方法を分かりやすく説明します。
元が取れる回数分だけ着たことが分かると、手放しやすくなりますよ。
ぜひ参考にしてみてください。
服は何回着たら元が取れる?
何回着たら元が取れるかを考えるかは、次の2ステップで考えます。
- 1回あたりの着用費用を計算する
- 1回あたりの着用費用がいくらだったら元を取ったことになるのか考える
1回あたりの着用費用を計算する
1回あたりの費用は、下の計算式で分かります☆
1回あたりの着用費用 = 服の購入代金 ÷ 着た回数
例えば、2,980円で購入したカットソーを10回着たとしたら、1回あたりの費用は298円。
→ (2,980円÷10回)
20回着たとしたら、1回あたりの費用は149円。
→ (2,980円÷20回)
30回着たとしたら、1回あたりの費用は99円になります。
→ (2,980円÷30回)
1回あたりの費用がいくらだったら、元を取ったことになるのか考える
私は貧乏性なので、1回あたりの着用料が150円以下になるまで着たら、寿命を全うするまで着れた☆という感覚です。
でもこの感覚は人それぞれ。
あなたの感覚で着用料がいくらになったら、寿命を全うしたとかんじるのか?
「元が取れると思う金額」を考えてみてください~。
「元が取れると思う金額」が決まったら、次の計算式で「何回着たら寿命なのか?」が分かります。
何回着たら寿命?(回数) = 服の購入金額 ÷ 元が取れると思う金額
例えば、1回あたりの費用が200円以下になったら、元が取れると思うなら
2,980円のTシャツなら14回(2,980÷200)が寿命の目安。
4,980円のスカートなら24回(4,980÷200)が寿命の目安となります。
私は、1回あたりの費用が150円以下になったら、元が取れると思うので
2,980円のTシャツなら19回(2,980÷150)。
4,980円のスカートなら33回(4,980÷150)です。
1年(1シーズン)で何回着るかを考えよう
「何回着たら寿命なのか?」ということは「何回着たら元を取ったのか?」ということ。
つまり「何回着たかを把握しないと、いつ寿命なのかがわからない・・・」ということになります。
とはいっても、手持ちの服ぶんだけ、何回着たかを覚えておくのは大変ですよね?
なので、1年(1シーズン)で何回着るのかを目安にすると洋服の管理が楽になります。
例えば、週に1回、1シーズン(3ヶ月)着るとしたら。
1年で約12回、2年で24回、3年で36回、4年で48回着ることになります。
私は、1回あたりの費用が150円以下になったら、寿命が尽きるまで十分に着た思えるので・・・。
2,980円で購入した服なら、14回着ると1日あたりの費用が約150円なので、1年が寿命の目安。
4,980円で購入した服なら、24回着ると1日あたりの費用が約150円なので、2年が目安です。
年単位(シーズン単位)で何回着るかを考えておくと、管理が楽になります(*´∇`*)
年単位(シーズン単位)で何回着るかを考えるためには
く1週間に何回着るか?
そして何ヶ月着るか?を考えておきましょう。
服は何回着たら寿命? ~回数早見表~
購入価格と着用回数を表にまとめてみました☆
週に1回頻度で、1シーズン12回着ると仮定して計算しています。
購入単価 | 1回あたりの費用が、100円以下になる回数 |
---|---|
1,000円 | 10回 (約1年) |
2,000円 | 20回(約2年) |
3,000円 | 30回(約3年) |
4,000円 | 40回(約4年) |
5,000円 | 50回(約5年) |
↓ | ↓ |
10,000円 | 100回 |
購入単価 | 1回あたりの費用が、200円以下になる回数 |
---|---|
1,000円 | 5回 (約1年) |
2,000円 | 10回(約1年) |
3,000円 | 15回(約2年) |
4,000円 | 20回(約2年) |
5,000円 | 25回(約2~3年) |
↓ | ↓ |
10,000円 | 50回 |
購入単価 | 1回あたりの費用が、300円以下になる回数 |
---|---|
1,000円 | 3回 (約1年) |
2,000円 | 10回(約1年) |
3,000円 | 6回(約1年) |
4,000円 | 13回(約2年) |
5,000円 | 16回(約2年) |
↓ | ↓ |
10,000円 | 33回 |
1週間に2回の頻度で同じ服を着る場合など、着用頻度が高くなると、着用年数は短くなります。
逆に着用頻度が低くなる場合は、着用年数が長くなります。
服の購入時にも寿命を考えよう!
服を購入するときにも、1回あたりの着用料が、いくらになったら、寿命を全うしたと思うのか?
「元が取れると思う金額」を具体的に考えてみてください~!
例えば、50回着ないと寿命を迎えない洋服の場合、50回着たいと思えるかな?と考えるようにすると、衝動買いを防ぐことができます。
洋服は寿命の回数分だけ着るべき?
洋服は寿命まで着るべきなんでしょうか?
個人的には、寿命の回数分だけ着た方が服は喜んでくれると思います。
でも、もし着たくないな服なら、無理してまで着る必要はないと思っています。
なぜなら、買う時は「すごく欲しい!」と思って買ったけど、実際家に持って帰ると着たくない服ってありますよね?
- 試着せずに買ったらサイズが合わなかった服
- 他の服とコーディネイトしづらい服
- 着心地が悪くてしっくりこない服
着たくない服を着ても、全然嬉しくありませんよね?
着たくない服には、着たくない理由があります。
そのことに気づかせてくれたことが、その服のお役目。
お役目が終了した時点で、寿命だと考えても良いのではないでしょうか?
買ったばかりの服であれば、それだけ高く売れる可能性があります☆
たんすの肥やしにすればするほど、洋服の価値は下がってしまうので、早く売るのが得策です(*´∇`*)
寿命回数分だけ着た服は手放さなくちゃダメ?
デニム生地など生地がしっかりしている服は、3年着ても劣化をかんじない服もありますよね?
気に入っているなら、ありがたく着させていただきましょう~。
服の寿命回数はあくまでも目安です。
寿命の回数分だけ着回したからといって、手放さなくても大丈夫です(*´∇`*)
私のクローゼットを公開
2021年6月現在、私のクローゼットはこんなかんじです。
服の寿命を考えて服を減らしたところ、今着ている服だけになりました!
数が少ないので、オンタイムで着ている服は全てハンガーに吊るせています(*´∇`*)
手持ちの服がぱっと見てわかるので、朝のコーディネイトの時間もぐっと短くなりましたよ。
服の寿命を意識すると、洋服の数を減らすことができるので、おすすめです!
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着たくない服は元が取れなくても売ろう。
今回の記事では、洋服は何回着たら寿命なのか?何年着れば寿命なのか?について詳しくご紹介しました。
「この服、捨てようかな?どうしようかな?」「服は何回着たら寿命なんだろう?」と迷うときは、次の2ステップ!
・あなたの感覚で1回の着用料がいくらになったら、寿命を全うしたとかんじるのかを考える
(ちなみに私は150円です。)
・(計算式)何回着ればいいいのか(回数) = 服の購入金額 ÷ 元が取れると思う金額
買ったばかりだけど着たくない服は、元が取れていなくても早めに売ってしまいましょう
たんすの肥やしするくらいなら、売ったほうがいいですよ。
すぐに売れば売ったぶんだけ、高い値段で買取ってもらえます。
売ったお金を新しい洋服の軍資金にしたほうが、着ないまま眠らせておくよりいいですよ(*´∇`*)
ダンボールに詰めさせすれば、宅配会社の方が自宅まで取りに来てくれるので捨てるより簡単です。
どっちが気になる?
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